片麻痺・パーキンソン病など

1.脳梗塞・脳出血による片麻痺の方

片麻痺・パーキンソン病など

脳に血液を供給する血管に障害を生じることで脳の機能が影響をうける状態を脳血管障害といいます。
主症状で特に問題になるのが、片麻痺(片方の上下肢の痙性麻痺)、しびれや高次機能障害(失行・失認)です。
一般的には発症から4~6ヶ月程でプラトー(横ばいの状態)になると言われています。しかし実際は、脳の障害部位や程度により回復の程度には個人差が大きいです。6ヶ月経過していても症状の改善は可能ですし、何より再獲得した身体機能やADL(日常生活活動)を維持していくことがとにかく重要です。

脳血管障害は国民の死亡原因第4位を占め、さらに寝たきりの原因第1位です。また寝たきり原因第4位の大腿骨頸部骨折も転倒が原因で、脳血管障害の片麻痺や骨粗しょう症を持っている方が多い傾向にあります。

それだけ脳血管障害の後遺症による日常生活活動性低下は本人とっても介護する家族にとってもリスクが高いです。
基本は継続的なリハビリテーション(病院や施設などだけでなく自宅など家庭内においても身体を動かすことが重要)であり、定期的な専門家によるチェックが重要です。

当施設では自費だからこそ必要な時間をゆったりと確保し、頻度も必要性に応じて自由に設定することができます。

基本的にはマンツーマン80分で3ヶ月以上(1~2回/週)継続的される意欲のある方が対象です。
※マンツーマンによるリハビリ時間は年齢や体力的な要素もあるため80分は困難な場合は予めご相談ください
初回体験プラン(初回体験して頂き、継続するか否かをご判断頂きます。継続されない場合は初回料金不要です)

2.パーキンソン病の方

パーキンソン病は、黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の変性疾患であり難病指定されています。

4大症状として①安静時振戦②筋強剛(筋固縮)③無動・寡動④姿勢反射障害を特徴とします。(そのの他症状多く認めます)
症状が進行すると、動作が緩慢で拙劣となり、特に身体の軸回旋に障害を認めるようになります。方向変換が困難になり、姿勢は前傾姿勢、歩行はすくみ足(一歩目がなかなか出ない)、小刻み(歩幅が狭い)、突進歩行(歩き出したら止まれない)などもあり、ADL(日常生活活動)が徐々にですが低下してきます。
病勢の進行そのものを止める治療法は現在までのところ開発されておらず、全ての治療は対症療法です。
基本的には①薬物療法②リハビリテーション③手術療法などがあります。

発症後は10年程度は普通に生活可能ですが、定期的なリハビリテーションや身体機能のチェックが重要となる疾患です。
基本的にはマンツーマンで(2回以上/月)継続される意欲のある方が対象です。(※進行性疾患ですので継続してこそ意義があります)
※マンツーマンによるリハビリ時間は年齢や体力的な要素も重要なため、予めご相談ください。
初回体験プラン(初回体験して頂き、継続するか否かをご判断頂きます。継続されない場合は初回料金不要です)

その他、神経筋疾患の方の対応も可能です。お気軽にご相談ください。

3.生活不活発病の予防

生活不活発病とは学術的に「廃用症候群」といいます。「生活が不活発」なことによって生じる全身のあらゆる機能低下が原因であり、「生活が不活発」とは「活動」が低下した状態を指します。「活動」の低下は「参加」の低下へと繋がっていきます。
過剰な介護は、本人が持っている能力を使わせる機会を奪うため、結果として機能低下が起こります。
1日間の安静によって生じた機能低下を回復させるのに1週間、1週間の安静では1ヵ月かかるといわれます。特に高齢者では廃用症候群を起こしやすく、一旦起こしてしまうとさらに体が動かなくなり、それが廃用症候群の進行を招き悪循環に入ります。それが「寝たきり」の引き金となります。また、「寝たきり」も廃用症候群をより進行させます。

「廃用症候群」はとにかく体を動かすこと、すなわち運動による”予防”が重要となります。

生活不活発病(心身機能の低下例)

Ⅰ.身体の一部に起こるもの II.全身に影響するもの 精神や神経の動きに起こるもの
1.関節拘縮
2.廃用性筋萎縮・筋力低下
3.廃用性骨萎縮
4.皮膚萎縮
5.褥瘡
6.静脈血栓症 肺塞栓症
1.心肺機能低下
2.起立性低血圧
3.消化器機能低下
 a.食欲不振
 b.便秘
4.尿量増加→血液量の減少(脱水)
1.うつ病
2.知的活動低下
3.周囲への無関心
4.自律神経不安定
5.姿勢・運動調節機能低下

「廃用症候群」はとにかく起こさないこと、起こしたとしても早い対処であればあるほど効果的です。
定期的なリハビリテーションや身体機能のチェックが重要となります。”早期発見”&”早期対処”「はるとわく」では生活不活発病予防への取り組みも積極的に行っています。